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ワイン評論家であるロバート・パーカー氏が、ワインを100満点で評価したもの。最低点は50点で、最高点は100点。樽試飲によるレイティングの際は暫定のスコアが付けられる。ワイン愛好家やワイン業界人の間では「パーカーの点数」「パーカー・ポイント」「パーカーズ・ポイント」「PP」「RMP」「WA」などと呼ばれ、ワインの人気や需要、市場価格に大きな影響を及ぼしている。 しかし、ワインは嗜好品であるので、パーカー・ポイントはあくまでもロバート・パーカー氏のワインの嗜好によるワインの格付け、レイティングに過ぎない。ロバート・パーカー氏は、濃く、渋く、甘く(糖度が高いという意味ではない)、輪郭のはっきりしたワインに高得点をつける傾向があるため、同様の嗜好をもったワイン消費者にとっては非常に有用な指標となる。消費者は自らの嗜好とパーカー氏の嗜好の違いを把握した上で、パーカー・ポイントを利用することが重要である。 ワイン生産者が従来からのワイン造りを見直し、できるだけロバート・パーカー氏の嗜好に合うようなワインを造ることにより、そのワインの市場での評価や価値を高めようとする現象を、ワインのParkerizationと呼び、ロバート・パーカー氏、ならびにワインジャーナリズムの弊害として指摘する声がある。しかし、当然ながら、Parkerized Personをはじめとするロバート・パーカー氏の熱狂的信者(俗に言う「パーカー・エンスー」)たちは、それらの現象を、パーカー・ポイントがワインの絶対的品質基準として標準化されるまでの課程と捉え、熱烈に歓迎している。まさに「ロバート・パーカー氏が好まざれば、それは優れたワインではない」という狂信的世界への期待でもある。
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内容に不備があればこちらまでお知らせください。 ロバート・パーカーの雫・データベース(準備中) 最終更新日:2009.02.05
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